37にもなると身体のことも少しは考えるようになり
家系ラーメンならほうれんそうを添え、中本ではシャキシャキ野菜がたっぷり乗った五目味噌タンメンを積極的にチョイス
いやはや歳は取りたくないものですなあ
で、そんな健康的な食生活の中には、野菜たっぷりのタンメンや五目そばもルーティーンとして組み込まれるわけですが
中でも職場近くの六本木 中国飯店系のミドルあんかけタイプの醤油味の五目そばが大好きなんすよね
んで麻布十番にも中国飯店の系列店があるってことでよく調べずに日曜休日出勤の日に訪問
中国飯店って書いてありますな
んじゃ入りますか〜五目そばあるよね
って
想定以上の高級感溢れる店内
短パン、麦わら帽子で汗びっしょりの俺は完全に場違いで
この雰囲気はさすがにお値段が心配
まあつっても中国飯店の五目そばは1100円だし、つーかそもそもラーメンなんだしそんなに高くはないよねきっと うへへ
とタカをくくっていたところへ
メニューを見てのけぞる37歳独身貴族
五目のスープそば1971円
1971円もあれば時代が時代なら家の一軒も買えるはずで
アフリカあたりなら国ごと買えるんじゃないか
まあしょーがねえってことで清水の舞台からバンジージャンプする想いで五目のスープそばを注文
全テーブルに提供されるジャスミンテーの値段も当然あのお値段に上乗せされているんでしょうね
水でいいから全メニュー半額にしろ
とか考えているところに
1971円の五目そば登場
見た目は系列店のそれと瓜二つで
微妙に具材が違う気もするが大きな違いはなく
これって土地代内装代人件費に加えて店内にある無駄な鉄琴とか胡弓とか壺とか余計な経費が上乗せされてるだけでもしかして系列のお店と味は変わらないんじゃないか世の中ってほんと不条理だよな資本主義社会滅びよ
まあいいやと とりあえずスープを飲むと
なにこれ超美味いんですけど
鶏とかハムとか街場のラーメン屋と素材が全然違うのか
つーか今までにこんな美味いラーメンのスープ飲んだことないんすけど
フル勃起どころか即射精してしまうほどの美味さでレンゲが止まらず
固めに茹でられて腰があり、小麦の味をしっかりと感じられる麺も素晴らしく
麺も系列店とは違うんだね
もちろん具材も超絶テクで炒められてシャッキリクッキリ小躍りしそうな美味さで
こりゃたまらんぜよとあっという間に食べ終わり
結果的には魂が抜かれるような五目そばを食べられて大満足
また食べに行きます
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